てんかん発作の対処法と治療薬

突然意識を失う、痙攣するなどはてんかん発作の症状です。てんかん発作をお持ちの方は発作を少しでも軽減できるように治療薬を利用しましょう。また、てんかん発作に出会った時の対処法などを学んでおくことが大切です。

てんかん発作型別の治療薬

てんかん症とは、脳細胞のネットワークに起きる異常な神経活動によって引き起こされる神経疾患になります。
一般的な症状では、突然の音響や光刺激などの外部刺激によって引き起こされる全身の激しいけいれんがすぐに思いつきますが、けいれん発作は3つに分類がされています。

ひとつめに強直・間代発作で特徴としては、予告無しに意識を失ったり、突然急激なけいれんとともに意識喪失を伴う症状があります。
二つ目は失神発作で、小児に良く見られる症状となります。
けいれんは見られませんが、それまで行っていた行動がいきなり中断される、歩行中立ち止まってしまうなどの意識喪失をおこすことで症状が発現します。
最後に部分発作で、意識障害のほか、発作中に話しかけても応答がない、または衣服をまさぐったり顔や身体をなで回すなどの自動症と呼ばれる異常行動が見られます。
これらの分類に応じててんかん発作の治療薬も使い分けて処方される必要があります。

神経伝達や神経の興奮にはナトリウムイオンやカルシウムイオンが関与しているため、これらの働きを抑制するてんかん発作の治療薬が採用されます。

強直・間代発作、部分発作に用いる薬としてはフェニトイン配合のヒダントールやカルバマゼピン配合のテグレトールが処方されます。
フェニトインはナトリウムイオンの透過性を抑制する作用がありますが、失神発作は悪化させるため注意が必要です。
カルバマゼビンはナトリウムイオン流入を抑制するてんかん発作の治療薬で、ほかにも鬱病にも用いられます。

失神発作に用いられるてんかん発作の治療薬にはトリメタジオン配合のザロンチンなどがあります。
フェニトインとは逆に強直・間代発作が悪化する危険性がありますので、処方には充分な注意が必要となります。

すべてのてんかん症に共通して使える医薬品に、ベンゾジアゼンピン系薬のジアゼパム配合のセルシンがあります。
てんかん重積症の治療に静脈注射などで使用しますが、てんかん重積症と呼ばれるてんかん発作は短時間で繰り返し起こる状態の場合には生命の危険もあり、処方には迅速な判断が必要となります。

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